月刊まち・コミ〜〜98.10月号

まち・コミと『まち・コミ』と私
〜酒井和子 最後についにちょっぴり語る〜


 ボランティアとはいえ、“自分は何が、いつ、どこまでできるのか&やるのか”をはっきりさせなければ、全く力にならない。かえって助力を求める側に負担をかける。仕事内容が知的か肉体的か、単純か高度かということは関係がない。被災地のボランティア活動でよく言われたのが「“何をすればいいですか”という指示待ち型人間は使えなかった」という話。それは特別な事態だったからではなく、長期の活動であればどんな場合でも、なおさら自主性・自発性・自動性(こんな言葉あり?)が要求される。
―まち・コミで、主に『まち・コミ』を編集しながら私が痛感したことです。心がけたつもりが十分ではなかったと、反省しています。
単に“多少経験のある編集で役に立てば”と扉をたたいてからの11ヶ月。忘れてしまっていた地域のおじちゃんおばちゃん、思いもかけない若者達、決して出会わなかったであろう某業界の方々との交流 …… そんなおいしい思いもさせていただきました。「ここ」は私にとってかなり特別なところになりました。

今までお会いした皆さま、『まち・コミ』をお読みくださった皆さま、ありがとうございました。機会がありましたら……See you again!!


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